奈良三大梅林のひとつである月ヶ瀬梅林。日本政府が最初に指定した名勝の一つとされています。

名勝に認定されてるのに知名度が低いのは残念だな、、
渓谷沿いに、約1万本以上の梅の木が広がることから『月ヶ瀬梅渓』と呼ばれている。高山ダムの完成により、有名になったダム湖と梅林の風景。
いつもSNSで拝見してていつか行ってみたい!とおもってたところ、花の開花、お天気とタイミングがそろって、いざ行かん!
アクセスは奈良市中心部から車で約1時間、バスならJR・近鉄奈良駅から約1時間半ほどで到着します。本数が少ないので、交通機関を使われる方は要確認です。

私は要確認もせず(笑)最寄り駅である「月ヶ瀬口駅」で下車。このご時世で臨時バスが出ておらず、途方にくれてた所にたまたま来ていた地域のコミュニティカーが助け舟を出してくれ、道中の中間地点まで運んでいただいた。(感謝です T_T。ありがとうございました。)のこり約4km、月ヶ瀬梅渓まで約40分のハイキングとなりました。


道を登ってはくだり、車がビュンビュン横を通り抜けるなかをひたすら歩き、梅まつりの旗が見えた時にはめちゃ安堵。

こんなことにならないように交通機関は要確認だよ!

「歓迎梅渓入り口」のお出迎えの門をくぐり、道なりに進んで行くと、SNSでよく見た湖と梅との構図が目の前にデーーーーーーン!すごいっ!感動。 見下ろす梅が斜面にずらり。陽に照らされて湖面もキラキラ輝いていて、素敵な光景。見つめては写真を撮りをしばらく繰り返す。

「梅古庵」さんでランチタイム


高台の見晴らしの良い場所には、点々と茶屋があって、食事ができるようにお座敷やテーブルが並べられている。歩きつかれていたので、テラス席からの眺めが良い「梅古庵」さんで食事タイム。

梅わかうどん、地域の山菜や原木しいたけが入った鍋うどんなど魅力的なメニューが豊富。なのに、なぜかのラーメンチョイス。


ラーメンのチャーシューはお箸でほろほろくずれるくらいやわらか、野菜も新鮮で麺はツルツルしこしこ。横をみれば渓谷と梅の風景、見上げれば梅の花。贅沢。ここでみんなで乾杯したいなーっと次の目標できました。
梅林公園・天神梅林

帆浦梅林を西の方に進むと、梅林公園(品種園)があり、色んな梅を一同に堪能できる。休憩所などやベンチもあり、こちらでお弁当を広げてる方もチラホラ。


階段を登り北口を南下していくと、天神梅林。これでもかと梅の花を堪能。


名勝月ヶ瀬梅林発祥の地『真福寺』


月ヶ瀬梅林の中央にある『真福寺』。境内には梅林の始まりとなった「姫若の梅」が咲いてました。「お掃除小僧」の頭をなでなでして心の中もスッキリ。
展望台がある「みおろし茶屋」

さらに高台には、「みおろし茶屋」がありそこの展望台からの景色がまた壮観!カメラ好きな方々はこちらから朝早くにきて雲海ショットを狙うみたいです。


やきもちが美味しい「梅遊茶屋」


お茶をしたいなとあるいてると、笑飯の哲夫さんが来店した写真が飾ってあるお店発見!やきもちは「草もち」と「栃もち」の2種類。コーヒーと草もちを注文。


試食用の焼き生姜とごぼうこんにゃくいただく。もちはとろとろでめちゃ美味っ。陽の中で飲むコーヒーも最高。
月ヶ瀬温泉・ふれあい市場
奈良駅への帰りのバスの時間が11時台と15時台しかなくて、余った時間を近隣おでかけにあててみた。Googleマップで月ヶ瀬温泉まで約12分とあったのでちょっと寄り道。

隣接した場所には原木しいたけや野菜、お茶や梅干しなど地域の物産が買える『ふれあい市場』。

『月ヶ瀬温泉』の建物内にはお食事処があり「高山ダムカレー」が名物みたい。畳の方にはおやすみの方々がおひるねしてたり、足伸ばせるのでのんびり〜。



バスの本数が少ないので帰りの時刻はしっかり確認しておいてね。

はーい。本当にたっぷり楽しんだーー。周辺をハイキングして花見しにくるのも良いかも。次は温泉入りたいな。
所在地 奈良県奈良市月ヶ瀬尾山
月ヶ瀬観光協会URL https://tsukigase-kanko.or.jp/
開催期間 2021年2月14日(日) ~ 3月28日(日)
最寄り駅 JR・近鉄 奈良駅より 奈良交通「尾山」または「梅の郷月ヶ瀬温泉」行きバスで約80分。近鉄 上野市駅より三重交通「桃香野口」行きバスで約30分。