登山アプリYAMAPの投稿で、春日山遊歩道でギンリョウソウ(銀竜草)の写真がたくさんあがってきているのをみて、こんな植物があるんだー!と初めて見る植物に興味津々☆
自分もみつけてみたいと思い、春日山遊歩道へお山歩いってきました。
出発前に、YAMAPでギンリョウソウの投稿場所の位置情報をチェック! 確認したところ「中水谷(なかみずや)休憩舎」を過ぎたあたりに分布しているよう(下記のMAPの赤い部分)
今回歩く「春日山遊歩道」は、若草山山頂へと続く傾斜もゆるやかで歩きやすい道。なので、登山になれてない方でもゆったりとお山歩できる初心者にも安心なハイキングコースです。「春日山遊歩道」は、北コース(若草山側)と南コース(滝坂の道側)があり、今回は「水谷茶屋」がある北コースを進んでいきます。
若草山の山頂まではゆっくりあるいて約1時間ほど、ギンリョウソウを探しにいざ出発☆
茅葺屋根が絵になる「水谷茶屋」の前の道を山側に進んでいくと「春日山数歩道入口(北)」まで行けます。
ここから先は山頂までの一本道なので迷う心配なしです。
自然に近い場所なので、危険な動物もでるみたいなのでご注意を。
「洞のモミジ」の標識。木々に囲まれたコースなので秋の紅葉も素敵そうです☆
「中水谷休憩舎」に到着。すこしあがった場所には屋根付きベンチもあり、川のせせらぎ聞きながら休憩できます。
ここから先が、ギンリョウソウ分布地帯になってるはず! どういった場所に生えるかわからないのでとにかく壁を上から下まで見つめながらゆっくり進んでいきます。
えーーーー全然みつからんって、おもってるとなんか小さくて白いものが!
近づいてみてみると、まさに「ギンリョウソウ」
湿った壁の隙間に1輪。花弁も開いてい儚げでかわいいです。
1輪を堪能しまくった後、進んでみると点々とギンリョウソウが咲きまくり☆
下に目をやると集合株で咲いてるものもいっぱい☆
なんかムーミンにでてくるニョロニョロみたい、
わらわら
m e m o
ギンリョウソウ(銀竜草、学名:Monotropastrum humile)はツツジ科ギンリョウソウ属の多年草。腐生植物。別名は幽霊茸(ユウレイタケ)。開花期は4月〜8月の間。花言葉は「はにかみ、そっと見守る」
たくさんのギンリョウソウを発見、堪能できて大満足☆ 毎年だいたい同じ場所に生えるそうなので、来年また会えるのを楽しみにします。
「出会いの三叉路」の分岐点。
曲がらず標識どおりまっすぐ山頂をめざします。しばらく進むと車道にでてきて駐車場がみえてきます。こちらの駐車場は無料。歩くのが苦手なひとは車でぴゅーっと山頂にこれちゃいます。
自販機も数台設置されているので水分補給もできます。
駐車場横にはお手洗いも完備。
若草山山頂にはシカさんもいっぱいいます。入口にはシカさんへの注意看板が設置されています。訪れた頃はちょうど子鹿ちゃんの生まれるシーズンで、「子鹿に触らないで!」の注意書きが追加されてました。
かわいいからと人間の手でさわってしまうと、人間の臭いがついて、母鹿が子育てを放棄して子鹿ちゃんが餓死して亡くなるケースも報告されてるそうです。見つけても遠くから見守るだけにしましょう☆
道を進むと眺望がひらけた三重目に到着☆
シカさんも心地よさげにくつろぎ中。
奥には奈良の街が一望です☆
眺望が見える三重目の反対側には、前方後円墳である鶯塚古墳(うぐいすづかこふん)があります。
この奥が、若草山の頂上になります。
三角点にカゲタッチ。若草山の標高は、△342m。
山頂を堪能したら下山していきます。
山頂から若草山を下山するときは、この山頂ゲートで入山料を払いますが、係りの方がいない場合があります。そんなときは、麓の北か南ゲートを出るときに入山料を支払います。
若草山は下山しながらもずっーと眺望がいいので、目がよろこびます。
二重目の標識の先には「東大寺 大仏殿」
一重目は麓から上りやすい位置にあるのであちこちにベンチがあります。
街の景色も一段と近くなるのでフォトスポットになっています。
一重目から麓へは階段になりますが途中、芝の広場がひろがっています☆ 傾斜と一面の芝のグリーン、広がる景色、どこまでも見飽きないお山です。広場の芝はシカさんたちの餌場にもなっているので、フンもいっぱいw 寝ころびたいならレジャーシート必須です。
山頂から二重目、一重目、麓と眺望を手軽に堪能できる素敵なお山です。
南ゲートの入口。ここから退出してゴール☆ 受付で上から下山してきたと申請し入山料を支払います。
春日山原始林に囲まれている「春日遊歩道」は木陰の中をすすむので日差しがキツイ日でも快適! 夏場でも日焼け気にせずハイキングが楽しめまるよ☆
自然がいっぱいの春日遊歩道☆
季節ごとに違う魅力を発見して楽しんでいきたいな。